シンプルの使い方
適当にブラウザの大きさを変えてごらん下さい。
シンプルはLightStyleの簡易版です。機能を少し減らしていますが、使い方はほとんど同じです。シンプルは本体の他に
「情報」をクリックすると出てくる棋譜情報用のウィンド、
「編集」をクリックすると出てくるコメント編集用のウィンド、
「変化図操作」で出てくる変化図用ウィンド、
「削除」ででてくる削除確認ウィンドで構成されています。
★操作に失敗したときはR(リセット)のボタンを押すといつでも最初の状態に戻ります。
★コメント編集ウィンドが出ている状態では他のコマンドがききません。フリーズかなと思ったらコメント編集のウィンドが出ていないか確かめてください。
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棋譜の作り方
新しい棋譜を作ってみましょう
「新規」を押すと新しい碁盤になります。入力は碁盤をクリックするだけです。間違って入力したときは碁盤を右クリックしてください。最後の石からひとつづつ削除されていきます。
再生してみましょう
「自動」をクリックすると初手から自動再生がはじまります。自動右の数字は自動再生のスピードです。左右の<>をクリックしてスピードの調整をしてください。
その右にある「再生ボタン」を使って手動で進めることもできます。再生ボタンは左から 「最初に/10手/1手戻る/1手/10手/最後に進む」です。
棋譜情報を入力しましょう
「情報」をクリックすると棋譜情報用のウィンドが出ます。ここに対局者・段位などの棋譜情報を入力してOKを押します。
保存するには
「出力」をクリックするとコメントボックスにSGFのソースが表示されます。それをメモ帳にCtrl+Cでコピー・ペーストして保存してください。
棋譜を読み込むには
SGFファイルなどのソースをメモ帳などで開いてコメントボックスにコピー・ペースト(Ctrl+V)した後「読込」を押します。
コメントを入れるには
コメントを入れたい局面で「編集」を選びます。コメント編集用の別ウィンドが出ますからそこにコメントを入れてOKを押します。
コメント編集のウィンドが開いていると他のコマンドが効かなくなります。必ず一度ごとにOKまたはNOを押して閉じてください。
変化図
変化図を入れるには
「変化図操作」をクリックすると手順がついている変化図用(ツリー)ウィンドが出ます。ウィンドで変化図を入れたい局面をクリックして碁盤に普通に入力するだけで変化図を作ることができます。
変化図用(ツリー)のウィンドに変化図のところが*......*と表示されます。
変化図を見るには
再生ボタンで手動再生すると変化図のある局面で碁盤に緑の文字でA,B...と表示がでます。Aが実戦、B以下が変化図です。Bをクリックして変化図をみることができます。実戦図に戻るときは「変化図操作」の下のボックス「▲親手順に戻る」をクリックしてください。
変化図マークを碁盤に出さないコマンド
キーボードの[F1]を押すとヒントOFFの状態になり碁盤には緑の文字が表示されません。
削除
削除ボタンを使うと大規模な削除が簡単にできます
変化図全体を削除したいとき
変化図用のウィンドで削除したい変化図の*・・・・・・・・・・*のマークをクリックしてから後「削除」ボタンを押してください。その後削除確認ウィンドでOKを押して削除してください。
100手目以降の手順を削除したいとき
変化図用のウィンドを開いて(100)をクリックした後「削除」ボタンを押します。削除確認のウィンドが開くのでOKを押して削除してください。
普通の削除
最後の何手かを削除したいときは碁盤の上を右クリックするほうが便利です。
入替
本手順と変化図を入れ替えることができます。変化図用のウィンドで変化図の部分をクリックしたあと「入替」を押してください。
リセット
「R」(リセット)のボタンをクリックすると、棋譜を読み込んだときの状態に戻します。
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その他の便利な機能
置き石を置くには
プログラムの下の白石4つのマークが白の置石、黒石4つが黒の置石です。それぞれのマークをクリックして置き石をおいてください。
置いたあとは白黒交互のマークをクリックすると「交互に入力する」に戻ります。
黒先・白先
大きな黒石の絵をクリックすると白石に変わり白先になります。置石対局・詰碁の問題作成などのときに便利な機能です。
パス
Pのマークをクリックしてください。
記号つきの石を置く方法 碁盤に記号をつける方法
「記号」右のボックスに文字をタイプすると文字つきの石を表示します。アルファベットだけでなくマークや漢字も入力できます。「石なし」にチェックを入れると碁盤に文字だけが表示されます。
アゲハマ
碁盤下のアゲハマの絵にアゲハマの数が表示されます。
No.
すべての石に手順番号をつきます。Offにすると最後の石だけの番号が表示されます。
19路盤
19路、13路、9路、7路、6路のなかから碁盤の大きさを選ぶことができます。
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シンプルで保存できるファイル
SGF(SGF総譜)
もっとも一般的な棋譜ファイルです。棋譜つきのページを簡単につくることもできます。
Text(Text 色あり)
メール碁に用いられるテキストファイル形式。
XML(XML総譜)
階層構造にすぐれた将来有望なファイル形式。
読み込むことができるファイル
SGF形式 XML形式 テキスト形式(記録部分のみ)
UGF形式 UGI形式(読込みのみ)
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保存・読み込みに関する補足説明
石葉2は直接棋譜ファイルを作ったり読み込んだりすることができません。コメントボックスに表示されるソースをメモ帳にコピーする方法で保存します。
出力でSGF総譜を選ぶとコメントボックスに
(;GM[1]FF[1]SZ[19]NE[B]SS[0,7]……
というようなSGFファイル形式のソースが反転文字で表示されます。これをCtrl+C(キーボードのCtrlキーと英語のcを同時に押す)でコピーして、メモ帳(Notepad)にCtrl+Vで貼り付けます。うまくいかない場合、コメントボックスを右クリックして「すべて選択」を選び、やり直してください。
メモ帳にコピーされたら、メモ帳の外側上にある「ファイル」→「名前をつけて保存」を選んで名前をつけて保存してください。
棋譜を読み込む場合はメモ帳で開いた棋譜のソースをコメントボックスにCtrl+Vでコピーペーストした後に「読込」をクリックします。
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シンプルにはついていない機能について
石葉2、Lightstyleには地合の計算・ハイパーリンク・棋譜データの送信など便利な機能が色々ついています。複数の棋譜の編集も可能で出力の形式も更に多くのなかから選ぶことができます。
LightStyleでは
「変化図操作」のボタンが
「ツリー」と表示されていますが、機能は全く同じです。その他のボタンは表示も機能もすべて同じです。シンプルの操作に慣れてきたらLightstyle、石葉2をお試しください。
詳しい使い方の説明は
qinの部屋でお読みください。石葉の質問に答えてくれる掲示板「石葉・活用の広場」もありますのでご利用ください。
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kikuraheサイトにもシンプルの使い方説明のページ(絵つき)があります。ダウンロード・解凍の説明が多くなっているだけで内容はこのページと同じです。